|
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
こんにちは |
ありがとう |
はい/いいえ | |
日本語 |
レイ |
イチ |
ニ |
サン |
シ |
ゴ |
ロク |
シチ |
ハチ |
ク |
ジュウ |
− |
− |
− | |
1 |
朝鮮語 |
ヨン |
イル |
イ |
サム |
サ |
オ |
ユク |
チル |
パル |
ク |
シプ |
アンニョン ハシムニカ |
コマプスムニダ |
イエ/ネ |
2 |
中国語 |
リン |
イー |
アル |
サン |
スー |
ウー |
リュウ |
チー |
パー |
チウ |
シー |
ニイハオ |
シェシェ |
スイ/プースイ |
3 |
広東語 |
レン |
ヤッ |
イー |
サン |
セイ |
ンー |
ロッ |
ツァッ |
パッ |
カウ |
サッ |
ネイホウ |
ドーツェ |
ハイ/ムハイ |
4 |
台湾語 |
コン |
チッ |
ヌン |
サア |
シイ |
ゴオ |
ラク |
チッ |
ポユ |
カウ |
サプ |
リイホオ |
トオシア |
シイ/ムシイ |
5 |
上海語 |
リン |
イェツ |
ニー |
セー |
スー |
ンー |
ロッ |
チュッ |
パッ |
チュー |
ザッ |
ノンホー |
ジイアジイア |
ズー/ヴァツズー |
6 |
客家語 |
ラァン |
イッ |
ニッ |
サム |
シ |
ン |
リョオ |
チッ |
パッ |
ギュウ |
スツ |
ンホウ |
ドオチァ |
ヘッ/ンヘッ |
7 |
タイ語 |
スウーン |
ヌン |
ソオーン |
サーム |
シー |
ハー |
ホック |
ジュッ |
ペューツ |
ガオ |
シップ |
サワッデー |
コープクン |
チャイ/マイチャイ |
8 |
ラーオ語 |
スウーン |
ヌング |
ソオーング |
サーム |
シイー |
ハー |
ホク |
チュト |
ベュート |
カオ |
シイプ |
サバーイディー |
コオープチャイ |
|
9 |
クメール語 |
ソーン |
ムオイ |
ピー |
バェイ |
ブオン |
プラム |
プラムムオイ |
プラムピー |
プラムバユイ |
プラムブオン |
ドップ |
チュムリァプスォー |
オークン |
|
10 |
ヴェトナム語 |
ホン |
モッ(ト) |
ハイ |
バー |
ボン |
ナム |
サウ |
バイー |
タム |
チン |
ムオイ |
チャオ(オン)、(パー)、 |
カムウン |
ヴァン/ホン |
11 |
ミャンマー語 |
トゥンニャ |
ティッ |
フニッ |
トオン |
レイ |
ンガー |
チャウッ |
クニッ |
シッ |
コー |
タセー |
ネイカウンバーダラー |
チュイズーティン |
|
12 |
カチン語 |
|
ランガイ |
ラカウン |
マスウン |
マリ |
マンガ |
カル |
サニ |
マサ |
ジャク |
シ |
カジャイー |
チェージュー |
|
13 |
チン語 |
カアッ |
ニイ |
トゥム |
リー |
ンガァ |
グウ |
サギイ |
ギイアッ |
クア |
サウム |
ダムモウ |
ルンダム |
||
14 |
モンゴル語 |
テグ |
ネグ |
ホョル |
ゴラブ |
ドロブ |
タブ |
ゾルガー |
ドロー |
ナイム |
イョス |
アラブ |
サインバイノー |
バヤルララー |
ティーム/ウダイ |
15 |
マレー語 |
コソン |
サトウ |
ドゥア |
ティガ |
ウンパッ |
リマ |
ウナム |
トゥジュ |
ラパン |
スンビラン |
スプルー |
パギ |
テリマカスィ |
ヤー/ティダック |
16 |
インドネシア |
ノル |
サトウ |
ドゥア |
ティガ |
ウンパッ |
リマ |
ウナム |
トゥジュー |
ドラパン |
スンビラン |
スプルー |
パギ |
テリマカスィ |
ヤー/ティダック |
17 |
ジャワ語 |
ヌル |
ストゥンガル |
カリ |
ティガ |
スカワン |
ガンクル |
ヌム |
ピトウ |
ウォル |
ソンゴ |
スドン |
エンジング |
(丁寧形) マトゥール スムバ ヌウン |
|
18 |
スンダ語 |
ノル |
ヒジ |
ドゥア |
ティル |
オパッ |
リマ |
グネッ |
トゥジュ |
ダラパン |
サラパン |
サプル |
(お元気ですか) |
ヌフンニヤ |
|
19 |
マドゥーラ語 |
|
セットング |
ドゥウツ |
トゥロン |
ウムパッ |
レーマッ |
ウヌム |
ペットッ |
ブッルッ |
サンガッ |
サポロ |
パギ |
マトールカソッオン |
エンギ/ブントゥン |
20 |
バリ語 |
(お元気ですか) |
テリマカシ |
ンギ/ネントゥン | |||||||||||
21 |
タガログ語 |
シロ |
イサ |
ダラワ |
タトゥロ |
アパトゥ |
リマ |
アニム |
ピト |
ワロ |
スイヤム |
サムプ |
ウマガ |
サラマット |
オオ/ヒンディ |
22 |
セブアノ語 |
シロ |
ウサ |
ドゥハ |
トゥロ |
ウパット |
リマ |
ウノム |
ピト |
ワロ |
シャム |
ナプロ |
ブンタク |
サラマット |
オオ/ディリ |
23 |
イロカノ語 |
マイサ |
ドゥア |
タツロ |
ウッパト |
リマ |
インネム |
ピト |
ワロ |
シャム |
サンガプロ |
ンガ |
アグヤマナク |
ウェン/サナン | |
24 |
フィジー語 |
ンドゥア |
るア |
トル |
ヴァー |
リマ |
オノ |
ヴィトウ |
ワル |
ジイヴァ |
ティニ |
にーさんぶら |
ヴィナカ |
オイ/ | |
25 |
トンガ語 |
タハ |
ウア |
トル |
ファ |
ニマ |
オノ |
フィトゥ |
バル |
ヒバ |
ホンゴフル |
フェフェハケ |
サイペマロ |
||
26 |
ハワイ語 |
カイ |
ルワ |
コルン |
ハー |
リマ |
オノ |
ヒワ |
ワル |
イワ |
ウミ |
アロハ |
マハロー |
アエ/アオル | |
27 |
マダガスカル |
イライ |
ルア |
テル |
エファチナ |
ディミ |
エンナ |
フィトゥ |
ヴァル |
シヴイ |
フル |
マーナオーナ |
ミソーチャ |
エヌ/チャ | |
28 |
ヒンディ語 |
シューンヤ |
エーク |
ドー |
ティーン |
チャール |
パーンチ |
チャ |
サート |
アートイ |
ナウン |
ダス |
ナマステ |
ダンニャワード |
ジーハーン/ジナヒー |
29 |
ベンガル語 |
シュンノ |
エーク |
ドウイ |
テイン |
チャール |
パンチュ |
チョエ |
シャトウ |
アートウ |
ノエ |
ドーシュ |
アッサラームアライクム |
ドンノバード |
|
30 |
タミル語 |
ブージャム |
オニル |
イランドウ |
ムーンル |
ナーンダ |
マイントウ |
アール |
イエール |
イエットウ |
オンパトウ |
パトウ |
カーレイワナカム |
ナンリ |
アーム/イレイ |
31 |
シンハラ語 |
ビンドゥア |
エカ |
デカ |
トウナ |
ハタラ |
パハ |
ハヤ |
ハタ |
アタ |
ナマヤ |
ダハヤ |
アーユボーワン |
ストウティイ |
|
32 |
チベット語 |
チク |
ニイ |
スム |
シイ |
ンガ |
ドウク |
ドウン |
ゲ |
グ |
チコウ |
タシデレ |
トウチェ |
||
33 |
ゾンカ語 |
チー |
ニー |
スム |
シー/ジー |
ンガ |
ドゥル/デュル |
デイン |
ゲー |
グー |
チュタム |
クズザンポー |
カディンチェ |
||
34 |
ネパール語 |
スウンナ |
エク |
ドイ |
ティン |
チャル |
パンチ |
チャ |
サート |
アート |
ナウ |
ダス |
ナマステ |
ダンニャバード |
|
35 | ウイグル語 |
ビル |
イッキー |
ユチ |
トッティ |
ベシ |
アルテ |
イユッテ |
セッキズ |
トックズ |
オン |
ヤクシミシズ |
ラヒメッティ |
||
36 | トルコ語 |
スフル |
ビル |
イキ |
ウチュ |
ドゥトル |
ベシ |
アルトウ |
イユデイ |
セキズ |
ドウズ |
オン |
メルハバ |
サーオル |
エヴェトウ/ハユル |
37 | キルギス語 |
ビル |
エキ |
ユチュ |
トルト |
ベシュ |
アルトウ |
ジェティ |
セギズ |
トグズ |
オン |
サラームアレイクン |
ウラクマトウ |
||
38 | タジク語 |
シフル |
セク |
ドウ |
セー |
チョール |
パーンチ |
シャシュ |
ハフト |
ハシュト |
ホーフ |
ダフ |
サラーム |
シュクル |
|
39 |
カザフ語 |
|
ビル |
エキ |
ウシュ |
トルト |
ベス |
アルトゥ |
ジェティ |
セギズ |
トグズ |
オン |
セレメトスィズ |
ラクメト |
|
40 | ウズベク語 |
ビル |
イッキ |
ウチュ |
トゥルト |
ベシュ |
アルティ |
イエッティ |
セッキブ |
トコブ |
オン |
アッサローム |
|||
41 | アゼルバイ ジャン語 |
ビル |
イキ |
ユチ |
ドヨルト |
ベン |
アルトウ |
イエッディ |
セッキズ |
ドックズ |
オン |
サラム |
サゴ(ル) |
||
42 | トルクメン語 |
ビル |
イキ |
ウチュ |
ドルト |
ベシュ |
アルトウ |
イエッディ |
セキズ |
ドクズ |
オン |
サラム |
サグボルソ |
||
43 | アルメニア語 |
メック |
イエルクー |
イエレク |
チョルス |
ヒング |
ヴェン |
ヨート |
ウート |
イナ |
タス |
パリー ルーイス
|
シュノルハガーレム |
||
44 | グルジア語 |
エルティ |
オリ |
サミ |
オトゥヒ |
フティ |
エクフシ |
シュヴィディ |
ルヴァ |
ツラフ |
アティ |
ガルマジョベト |
グマドロプト |
||
45 | ウルドゥー語 |
エーク |
ドー |
ティーン |
チャール |
パーンチ |
チェヘ |
サート |
アート |
ノウ |
ダス |
アッサラーム |
シュクリヤ |
| |
46 |
パンジャー |
|
イック |
ドー |
ティンヌ |
チャール |
パンジュ |
チュー |
サット |
アット |
ナォーン |
ダス |
サトスリーアカール |
メールバーニー |
ハーン(ジ)/ナイーン(ジ) |
47 | ディヴェヒ語 |
スメ |
エケ |
デー |
ティネ |
ハタレ |
ファヘ |
ハエ |
ハケ |
アシュ |
ヌヴァユ |
ディハエ |
アッサラーム |
シュクリヤ |
アード、フーン、アー |
48 | ロシヤ語 |
ノーリ |
アダーン |
ドヴァー |
トリー |
チェトウィー |
ピャーチリエ |
ミコースク |
セイユーミ |
ヴォーセイミ |
ヂューヴァチ |
ヂューシャチ |
ズドラーストヴィチェ |
スパシーバ |
ダ/ニエット |
49 | アラビア語 (フスハー) |
スイフル |
ワービドウ |
イスナーン |
サラーサ |
アルバア |
ハムサ |
スイッタ |
サブア |
サマーニャ |
ティスア |
アシャラ |
アッサラーム |
シュクラン |
ナアム/ラー |
50 |
アラビア語 |
|
ワーヘドウ |
イトウニーン |
タラータ |
アルバア |
ハムサ |
スイッタ |
サバア |
タマニヤ |
テサア |
アシャラ |
アッサラーム |
ショクラン |
アイワ/ラー |
51 |
アラビア語 |
ワヘド |
イスネン |
サラサ |
アルバ |
ハムサ |
シク |
サバ |
スマニヤ |
ティサ |
アショラ |
サラーム |
シュクラン |
アイワ/ラー | |
52 |
アラビア語 |
ワーヘソ ワハドウ |
ジュージイ |
テレータ |
アルバア |
ハムサ |
スイッタ |
サブア |
タマーニヤ |
テイスオード |
アシャラ |
サラーモ |
シュクラヌ |
エイエー/ラー | |
53 | ヘブライ語 |
エフエス |
エハット |
シュナイム |
シュロシャー |
アルバア |
ハミシヤ |
シシャー |
シヴァー |
シュモナー |
ティシュア |
アサラー |
サラーモ |
シュクラヌ |
エイエー/ラ |
54 | クルド語 |
ヤク |
ドゥー |
セ |
チャール |
ペーンチ |
シャシュ |
ハウト |
ハシュトゥ |
ノー |
ダ |
サラーム |
マムヌーン |
バレー/ナ | |
55 | ダリ語(ペル シャ語の方言) |
セファル |
ヤキ |
ドウ |
セ/セー |
チョール |
パンジ |
シャシュ |
ハフト |
ハシュト |
ノー |
ダ/ダー |
サラーム |
タシャコル |
バレー/ネナ |
56 | パシュトゥ ー語 |
ヤク |
ドらワ |
ドゥレー |
チャロール |
ピンズア |
シュパジュ |
ウワァ |
アタ |
ナ |
ラス |
サラーム |
タシャックル |
||
57 | ペルシャ語 (ファールスイー) |
セフル |
イエク |
ド |
セ |
チャハール |
パンジュ |
シュシュ |
ハット |
ハシュト |
ノホ |
ダハ |
サラーム |
モッチャッケラム |
バレ/ナヘル |
58 | スワヒリー語 |
スフリ |
モヤ |
ムビリ |
タテウ |
ンネ |
タノ |
シタ |
サバ |
ナネ |
ティサ |
クミ |
(お元気ですか) |
アサンテサーナ |
ンディヨ/ |
沖縄語 |
ティーチ |
ターチ |
ミーチ |
ユーチ |
イチチ |
ムーチ |
ナナチ |
ヤーチ |
ククヌチ |
トゥー |
チューウガナビラ |
ニヘーデービル |
|||
アイヌ語 |
シネップ |
テウプ |
レプ |
イネップ |
アシクネップ |
イワンペ |
アルクンペ |
ツプエサンペ |
シネップエーサンペ |
ワンペ |
イランカラプテ |
イセイライケレ |
クヌカルワ/ソモ | ||
レプチャ語 |
|
カト |
ニヤット |
サム |
ファティ |
ファンゴ |
タラク |
カキャック |
カク |
カキョット |
カティ |
|
|
|
ゾンカ:ゾン----城砦、カ----言葉
主食は米、乳製品。唐辛子(エマ)は欠かせない。
34)ネパール語
公用語であるが、多くの言語が混在する。ブータン中南部、インド東部のシッキム、アッサム、ダージリンなどで通用する。世界で唯一ヒンドゥー教を国教と定めている。
最高峰エレベストをいただくヒマラヤの国である。エレベストはネパール語でサガルマータ、チベット語でチョモランマ。
35)ウイグル語
トルコ語系言語。新疆ウイグル自治区(日本の約5倍)で話されている。アラビア文字(改良型)。1976〜1982年はローマ字表記が使われていた。首都はウルムチ。
36)トルコ語
トルコ語はトルコ共和国、ブルガリア南部と北東部、ギリシャ東部、北キプロスなどで使われ、ドイツにもトルコ人が多数いる。97%はイスラム教。政教分離を実現しているので、アルコールを飲むのはOK。ラクが有名。ブドウを原料として作られる45度位の酒。
同じ系統の言語:
アゼルバイジャン語(アゼルバイジャン)
トルクメン語(トルクメニスタン)
ウズベク語(ウズベキスタン)
カザフ語(カザフスタン)
キルギス語(キルギスタン)
中国のウイグル語
タタール語
ヤクート語
旧ソ連諸国のトルコ系6カ国会談でサマルカンドに集合
タジキスタン(ペルシャ語系)
カザフスタン
ウズベキスタン
アゼルバイジャン
キルギスタン
トルコ
37)キルギス語
キルギスの公用語。チュルク諸語の一つ。カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、中国新疆ウイグル自治区で通用する。
38)タジク語
主にタジキスタンに住むタジク族の母語で、ペルシャ語の一種。イスラムスンニー派
39)カザフ語
カザフスタンの公用語。
40)ウズベク語
ウズベキスタンの公用語。イスラムスンニー派
41)アゼルバイジャン語
アゼルバイジャンの公用語。キリル文字からラテン文字への変更が決議された。イスラムシーア派
42)トルクメン語
トルクメニスタンの公用語。トルコ語とは6割くらいが共通の語彙。イスラムスンニー派で、トルクメン人は騎馬民族。
43)アルメニア語
東方語(アルメニア)と西方語(トルコ南西部キリキア方言)に大別される。同じアルメニア文字を使っているが、発音の異なる部分がある。アルメニア文字は405〜407年にメスロプシュトツが作った。アルメニア正教
44)グルジア語
グルジア人の母語。グルジア人はスラブ系やチュルク系とは異なる民族。自分たちの国をサカルトヴェロ(グルジア人の国)と呼ぶ。英語ではジョージア(GEORGIA)。文字は、ギリシャ文字を基として工夫、改造したものらしい。
グルジア正教
36.6%
ロシア正教
10%
イスラムスンニー派 11%
45)ウルドゥー語
パキスタンの公用語。80%の人が理解するが、母語として話す人は10%弱。他はシンディ語、パンジャビー語、パシュトウ語、バルチ語を話している。インドのヒンディ語とは文字が異なるのみ。インダス文明で有名なモヘンジョダロ、ハラッパなどがある。
ウルドゥー文字はアラビア語28文字、ペルシャ語4文字、ヒンディー語3文字、計35文字で表される。パキスタン(PAKISTAN)は
PUNJAB、AFGHAN、KASHMIR、SINDH、BALUCHESTANより命名された。
46)パンジャービー語
インド、パキスタン両国にまたがるパンジャーブ地方で話されている言葉。但し、文字が2種類あり、インドではゲルムキー文字(スィーク教徒の文字)、パキスタンではウルドゥー文字が使われている。
47)ディヴェヒ語
モルディブの公用語で、ターナス文字(Thaana)で表記する。右から左に読む。
48)ロシア語
ロシアの公用語。スラブ語派というグループに属する。
@東スラブ:ロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語
A西スラブ:ポーランド語、チェコ語、スロヴァキア語
B南スラブ:ブルガリア語、セルビア=クロアチア語
ロシア人82%、タタール人、ウクライナ人、
ロシア正教、イスラム教
49)アラビア語(フスハー)
アラビア語は中東11カ国、アフリカ9カ国で使われている。フスハーはアラブ諸国全体に通じる公用語である(書き言葉やニュースなど)。アシミーヤは各地で独自に話される方言のようなもので、主なものはエジプト方言、シリア方言、モロッコ方言。
50)アラビア語(エジプト方言)
広くアラブ世界に通用する。カイロ(カーヒラ)はアフリカ最大の都市である。
51)アラビア語(シリア方言)
主としてシリア、レバノン、ヨルダンで通用する。
52)アラビア語(モロッコ語)
モロッコ、チュニジア、アルジェリアの3カ国をまとめてマグレブ(日の沈むところ)という。旧宗主国のフランス語がよく通じる。
53)ヘブライ語
ヘブライ語はイスラエルの公用語で、右から左に読む。ユダヤ人はヘブライ語、アラブ人はもう一つの公用語アラビア語を使用する。イスラエルにはユダヤ人移民が多数いるため、ウルバンという教育制度に基づいてヘブライ語の普及に努めている。
ユダヤ教81%、イスラム教15%、キリスト教3%
54)クルド語
イラク、イラン、トルコ、シリア、アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア、トルクメンにまたがった、クルディスタンに居住する山岳民族クルド人の母語。人口は約1600万人。アラブ人、トルコ人、イラン人に次ぐ民族グループだが、自らの国家をもたない。文字は方言、地方によって異なる。
55)ダリ語
アフガニスタンの公用語。タジク族その他6〜7族の母語である。ペルシャ語の方言と考えると分かりやすい。語彙的にはインド系言語や英語からの借用語が多い。
56)パシュトゥー語
アフガニスタンの公用語。アフガニスタンからパキスタン西側のパシュトゥーン族(パタン族)によって話される。アラビア文字を使い、右から左に読む。アラビア語、ペルシャ語、インド系言語からの借用が多く、またペシャワール方言にはウルドゥー語の影響が大きい。
57)ペルシャ語(ファールスィー)
イランの公用語。他にアフガニスタン、イラク、タジキスタンなど中央アジアで通じる。
イランは多民族国家、トルコ人のチュルク系言語、アルメニア語、ヘブライ語、アッシリア語、アラビア語、北西部のクルド語が話され、ペルシャ語はリンクランゲージ(共通語)として機能している。イスラム教シーア派
ペルシャ文字:アラビア語28文字、ペルシャ語4文字、計32文字
58)スワヒリー語
タンザニア、ケニアを中心とした地域に広く共通語として話される。アラビア語からの借用語を多く含んでいるが、バンツー語族に属する言語である。語順は英語に似ている。現代のスワヒリー語には英語からの借用語も多い。
かつてアフリカ映画「シンバ ハタリ!」が日本でも上映された。題名の意味は「ライオンだ、危ない!」だったと思う。
サンスクリット
古代インドの雅語・文章語。インド・ヨーロッパ語のもとであるから、ギリシャ語・ラテン語などの西洋古典語と姉妹関係にあるが、とくに古イラン語とその底流では類似している。
サンスクリットはバラモン文化の波及に伴ってビルマ、タイ、カンボジア、ジャワなど南海諸島に伝播し、仏教の儀式はサンスクリットを日本にまでもたらした。旦那(だんな)、袈裟(けさ)、奈落(ならく)等
■附1
<A>
かくして言語を比較、その関連を調べる場合、先ず基本単語を比較する(過去にさかのぼって調べる)。次に文法上の類似点を調べる。
その基本単語の一つ数詞について鑑賞(Appreciation)してみよう。ヒラガナで表記しているので本当の音は伝わってこないが、それでも何となく似ている、違っているという感じはあると思う。
<B>
東南アジアにおけるインドネシア諸島から東にかけて3つの言語派に分類できる。
@インドネシア語派
台湾土語、タガログ語、ピサヤ語、イロカノ語、チャモロ・パラオ諸語
インドネシア語群、マダガスカル語群
Aメラネシア語派
ニューカレドニア、フィジー
Bポリネシア語派
マリオ(ニュージーランド)、タヒチ、ハワイ、サモア、トンガ
ほとんどの言葉で「5」を「リマ」という(手のこと)。
<C>
ペルシャ語とアラビア語は日本語と中国語くらい異なる。ペルシャ語は英語、ドイツ語、フランス語などと系統を同じくする言語である。更に、インドのヒンディ語とは極めて近い関係にある。学問的には、インドヨーロッパ語族に属するインドイラン語派のイラン支流言語の一つである。
トルコ語やアラビア語とは系統を異にするとはいえ、同じイスラム文化圏の言語で、特にアラビア語は日本語における漢語、あるいは英語におけるラテン語に等しい関係にある言語といえる。
<D>
手の指は10本だが、足の指まで数えて20進法を使っている人々がいる。
グリーンランド、エスキモー、アメリカンインディアン、メラネシア、ロイヤルティ諸島、
バスク語、レプチャ語、アイヌ語
日本でも「はたち」、「はつか」、「一帖(半紙20枚)」など20を区切る言葉がある。カンボジア(クメール語)は5進法である。
<E>
かつて日本では8進法が存在したのではないかとの説がある。8が1単位になって多いことを表す。
八咫鏡(やたのかがみ)、八つ頭、八岐大蛇(やまたのおろち)
伝説の人、武内宿禰は五朝に仕えた古代有数の功臣として、200歳以上の天寿を全うしたということになっているが、もしこの歳が8進法ならば、10進法で128歳であるから有り得ないことではない。何と夢のある話である。
<F>
片手の指が4本であったならば、おそらく8進法で数えたであろう。そして、コンピュータ(ディジタル)はもっと人々の理解が速く、安上がりにできたのではないかと思われる。(8進法と2進法は本質的に同じである)
<G>
「ゼロ」はインドで発見(発明)され、あらゆる土地に広がっていったのであろう。一方、最近の研究で、マヤ文明でも「ゼロ」は発見されており、スペインの徹底的侵略にあってほとんど破壊された。現在、マヤ語の解読が少しずつ進行中という話である。
<H>
レプチャ族は、最近まで鎖国していたヒマラヤ山中の小国シッキム(ネパールとブータンに挟まれた土地)の少数民族である。鎖国がやっと解けて入国できるようになり、レプチャ文字の活字と新聞があることが確認された。文字はチベット文字を横倒ししたいとも不思議な文字をもっている。20進法である。
■附2
アフリカの諸言語(グリーンバーグ等による分類)
アフロ・アジア語族(旧名セム・ハム語族)
●チャド諸語
ハウサ語(ナイジェリア等)など
●ベルベル諸語(サハラ砂漠)
●クシュ諸語
ソマリ語(ソマリア)、オロモ語(ガッラ語) (エチオピア)
●オモ諸語(エチオピア)
●古代エジプト語(死滅)
●セム諸語
ティグレ語・ティグレニャ語・アムハラ語(エチオピア等)
ヘブライ語(イスラエル)、アラビア語(北アフリカからアラビア半島)
ナイル・サハラ語族
●ソンガイ語(マリ、ニジェール)
●カヌリ語(ナイジェリア)
●マバ語(チャド)
●フル語(スーダン)
●シャリ・ナイル語群
ヌビア語(スーダン)、ランゴ語・アチョリ語(ウガンダ)、
ルオ語(ケニア)、ディンカ語・ヌエル語・バリ語(スーダン)、
カラモジョン語・テソ語(ウガンダ)、トゥルカナ語(ケニア)、
マサイ語(ケニア・タンザニア)、ナンディ語・スク語(ケニア)、
サラ語(チャド)、ルグバラ語(ウガンダ)、マングベツ語(ザイール)
ニジェール・コンゴ語族(コンゴ・コルドファン語族)
●西大西洋諸語
ウォロフ語・ジョラ語・セレル語(セネガル)、
バラニ語(ギニア・ビサウ)、テムネ語(シエラレオネ)、
フラ語(フラニ語、フルベ語、フルフルデ語)(セネガル〜カメルーン)
●マンデ諸語
ソニンケ語・マリンケ語・バンバラ語(マリ)
デュラ語(コートジボアール)、スス語(ギニア)、メンデ語(シエラレオネ)
クペレ語(リベリア)、サモ語(ブルキナファソ)
●グル諸語
セヌフォ語(コートジボアール)、モシ語(ブルキナファソ)
●クワ諸語
バサ語(リベリア)、エウェ語(トーゴ)、
アカン語(コートジボアール、トーゴ)、ガー語(ガーナ)、
ヨルバ語・ヌペ語・イドマ語・イボ語・イジョ語(ナイジェリア)
●ベヌエ・コンゴ諸語 ジュクン語・イビビオ語・エフィック語・ティブ語(ナイジェリア)、
バントゥ諸語※
●アダマワ・ウバンギ諸語
ンベレ語・ンブム語(カメルーン)、グバヤ語・バンダ語(中央アフリカ)、
サンゴ語(ザイール)、ザンデ語(スーダン、ザイール)
●コルドファン諸語(スーダン)
コイサン語族(ボツアナ、ナミビア、タンザニア)
※バントゥ諸語
バミレケ諸語・バサ語(カメルーン)、ファン語(ガボン)、コンゴ語(コンゴ、ザイール)、
リンガラ語・モンゴ語・ルバ語・ナンデ語(ザイール)、
キンブンドゥ語・ウンブンドゥ語(アンゴラ)、ルワンダ語(ルワンダ)、ルンディ語(ブルンディ)、
ガンダ語(ウガンダ)、キクユご・カンバ語・ルヤ語(ケニヤ)、スクマ語(タンザニア)、
スワヒリ語(東アフリカ)、チェワ語(マラウィ、ザンビア)、
ベンバ語・トンガ語・ロズィ語(ザンビア)、ショナ語・ンデベレ語(ジンバブエ)、
マコンデ語・ヤオ語・マクア語(モザンビク)、ツアナ語(ボツアナ)、ソト語(レソト)、
スワティ語(スワジランド)、ペディ語・ヴェンダ語・ズールー語・コサ語(南アフリカ)、
オヴァンボ諸語・ヘレロ語(ナミビア)