2022年9月4日(日)、11日(日)、18日(日)、25日(日) パソコン教室(県民センター)


参加者 受講者5人、講師4人、運営ボランティア3人

 昨年に引き続き9月にボランティア対象の4回連続のパシコン講座を開催しました。
講師は長年にわたってユッカの会のパソコン教室(木曜日開催)でご指導くださっている渡辺さんと日頃は学習支援ボランティアをされていて、パソコンやソフトウエア面の専門知識やスキルをお持ちの3人の方が担当してくださいました。
昨年度夏のパソコン教室は学習者とボランティアを対象として仕事や学習のために参加者それぞれが学びたいパソコンスキルを学ぶ形で進めましたが、
今年度は講師の方々との事前打ち合わせの中で、目標を「ボランティアの方が学習者とオンラインを使って学習を進めるスキルを伸ばすこと」に絞り込みました。

<講座の内容>
第1回(9月4日)
・オリエンテーション(4回で扱おうと考えていること)
・一般向けオンライン教材の紹介(つなひろ、e-board 、scratchなど)
・参加者のみなさんのニーズの聞き取り
・ zoomの使い方:参加する、zoomアカウントを取得する
・手作り教材サンプル紹介、課題:ppt (パワーポイント)で教材を作ってみよう

第2回(9月11日)
・zoom の使い方:ホストになる
・パワーポイントの手作り教材の紹介(受講者より提供)
・オンライン教材の活用法の紹介(受講者の実践事例)

第3回(9月18日)
・zoomのホストになる・ミーティングの招待を送る
・チャット・画面共有
・Google ドライブで教材を共有する

第4回(9月25日)
・Google ドライブで教材を共有する・ドキュメントを送る
・Google フォームの活用・テスト問題を作る、成果の蓄積
・scratch(プログラミング学習)体験

 
 

全体で進める中で個別の質問にマンツーマンで対応する形ですすめました。第2回には参加者のお一人が自作の教材やオンライン教材を使った実践を紹介してくださり、その場にいた全員が多くを学ぶとともに、紹介してくださったご本人や講師も含め、オンラインをスムーズに活用してゆくために知っておきたいことなどさらなる課題にも気づきました。4回を通じてみなさんから出た疑問をみんなで共有し、知っている人が答える、みんなでやってみるという学び合いの時間を過ごしました。

終了後のアンケートでは受講者の方からは、以下のようなご意見やご提案をいただきました。
・zoomの参加やホストのやり方が学べて良かった。
・教えてもらったことをその場で実践できたこと。さらに、うまくできない場合は、その場で質問し、解決することができたことがよかった。
・講師やサポートスタッフの説明は、丁寧で、とてもわかりやすかった。
・回が終わるごとにアンケートを取ると、わかりづらい部分の復習などより受講者の疑問に答え講座をすることができたのではないかと思う。
・scratchは初めての経験で、今後の活動に役立ちそうだと感じた。
・さらにレベルアップした講座を受けたい。たとえば①今回学習したことを使って教材を作成し、授業をする(毎回講師役を入れ替える)②①について、みんなで振り返る。⓷みんなでよりよい教材を考える…など。

いただいたご意見を活かして、今後もパソコン講座の開催を検討してゆきたいと考えています。
(木野美穂)

◆この講座は、「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援キャンペーン 外国にルーツのある人々への支援活動応援助成 第2回」を受けて開催しました。
赤い羽根共同募金へのご寄付で 外国につながる方々の学習支援や生活相談などの活動を少しずつ広げ、進めることができています。ご支援ありがとうございました。

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