2022年3月6日(日) 安全講習会「日本の小学校ってどんなところ?」(県民センター)
参加者 対面1家族(保護者と児童)、通訳ボランティア
日本の小学校の仕組みや生活を知るための勉強会を、対面とオンラインで開催しました。
オンラインで参加申し込みのあったネパールルーツの保護者の方から英語通訳の希望があったため、MICかながわに通訳派遣をお願いし、会場に通訳ボランティアの方に来ていただきました。残念ながら、直前にキャンセルの連絡があり、ボランティアの方には会場まで足を運んでいただいたにもかかわらず、実際に通訳をしていただくことができませんでした。ただ、来てくださったボランティアの方もご自分の勉強のために、と講座に参加してくださり、参加者のベトナムの保護者の方と一緒にDVDを見たり、説明を聞いたりしてくださいました。
講座では、まず多言語で作成されたDVD「見てみよう!横浜の学校」を視聴。実際の学校の1日の様子を知るところから始めました。集団登校や朝の会、勉強する科目の紹介や1年間の行事など、保護者の方だけでなく、一緒に参加していたお子さんも熱心に見入っていました。
その後、学校生活で気を付けること、お金のこと、国際教室や日本語指導員の派遣制度などの支援について、通訳派遣など保護者支援の制度について説明しました。学校での生活に慣れるために横浜市で組まれている「スタートカリキュラム」についても紹介しました。
参加者が1組だけになってしまったのは残念でしたが、その分学校の説明会でもらった資料をみながら、学校でまとめて購入してくれるもの、保護者が購入するものなどを一つ一つ確認することができました。教科書や体操服・うわばきを入れる袋、絵の具のセット、プールセットなども実物を実際に見てもらい、ひとつひとつに、すべて名前を書くことも確認しました。学校でも、外国につながる保護者に向けたふりがな付きのわかりやすいチェックリストを作ってくださっており、このような配慮をしていただけると保護者も安心して学校生活に入っていけるだろうと感じました。(水本みゆき)
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