2021年2月24日(水) ボランティア交流会(オンライン)

参加者15名

ZOOMを使うのが初めてという方2名も含めて、15名もの方が参加してくださいました。
初めての方には、事前に運営委員が使い方の資料をお送りしたり、入室から電話などでサポートしたりして無事みなさんのお顔を拝見することができました。
まずは、自己紹介から。お名前と、活動場所、現状などを順番に話していただきました。
対面での活動がお休みになってから1年余り、学習はお休みのままという方もいれば、メールでやり取りし日本語の添削をしているという方もいました。帰宅してからでは間に合わないからと、お仕事からの帰り道にスマホからzoomをつないで参加してくださった方もいらっしゃいました。
担当の学習者さんがお二人とも引っ越しをしてしまい、対面学習が可能になっても再開が難しい状況で寂しいとおっしゃるKさん。でも学習者さんが二人ともオンラインでの学習継続を希望されているということで、離れていても学習が可能なのは、オンラインならではとおっしゃっていました。
3人の学習者さんとオンラインで学習をしているというIさんは、この1年3人とも一度の休みもなく毎週1回の学習を継続されているということで、みなさんから驚きと称賛の声があがりました。
活動休止以降、何度か連絡しても学習者の方からのお返事がなく、悩んでいらしたMさんからは「先日、お手紙におひなさまの折り紙を入れて送ったところ、オンラインで学習をしたい。というお返事がありました。今日が再開初日で、何とか無事オンラインでの学習を始めることができました」といううれしいご報告がありました。


 
 

戸塚で対面での学習を継続しているMさんからは、学習者の方の希望もあり対面での学習を継続している。日本語レベルが初級の学習者さんの場合、オンラインでは難しいだろうと感じているいうお話もありました。
運営委員からは、初級の方に使いやすい教材として「いっぽ にほんご さんぽ」をご紹介し、オンラインでの学習ではやはり双方が同じ教材を手元に持っていないと学習が進めにくいので、できる対応したいと考えている。教材の準備についても相談してほしいとお伝えしました。また学習者の方の自己学習や、画面共有して学習しやすいツールとして、
文化庁の「つながる ひろがる にほんごでの くらし」 (https://tsunagarujp.bunka.go.jp/)
をご紹介しました。多言語対応があり、生活場面と音声、文字が同時に見られるだけでなく、ポイントとなる文法事項もまとめられているので、初級の方でも学習しやすいサイトです。

一方で「活動場所が使えるようになっても感染に対する不安は残る。対面での学習の際に、施設側に感染防止対策としてパーテーションを準備してくれるよう要望を出すことはできないか?」という声もありました。ユッカの会としても、助成金をいただき(横浜市市民公益活動緊急支援助成金、および三菱財団×中央共同募金会「外国にルーツがある人への支援活動応援助成」)対面活動の際に使用するパーテーションを準備しています。県民センターでの活動の際には。ロッカーから出して利用していただくことができますが、戸塚教室や東戸塚教室には保管しておく場所がないため、もし使用したければボランティア(または学習者)の方に貸し出して、学習のたびに持参していただかなければなりません。ユッカの会としてそれぞれの施設に備品としてパーテーションを準備できないか問い合わせてみることになりました。

今回、多くの方がご参加くださり、運営委員もみなさんの状況やお気持ち、ご希望などを直接伺うことができました。
対面での交流会を希望する声もあり、今後状況が許せば、対面とオンラインを併用して、一定の頻度でボランティア交流会を開催していけたらと考えています。決まり次第みなさんにお知らせいたしますので、ご都合のつく範囲でぜひご参加ください。(水本みゆき)

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