2020年8月19日(水) おしゃべりカフェzoom版(オンライン)

  参加者 12名(学習者:2名、ボランティア:9名、他団体からの参加:1名)

 学習者や他団体からの参加者の方も含め12名の参加がありました。
まず最初は、みなさんに簡単な自己紹介をしていただき、それぞれの普段の活動などをお話いただきました。
その後、参加者のお一人から、実際に仕事を失った方や経済的理由からせっかく合格した高校を退学して帰国することになった生徒がいてコロナ禍での外国につながる方たちの状況やどのような相談が寄せられたか知りたいというお話があり、みなさんでその点についてお話をしました。
運営委員の方から、寄せられた相談として、体調や感染に対する不安(熱が出ているがどこに相談したらいいか?など)、補助金や休業補償のことなどがあったことをお伝えしました。特に飲食店や工場などで派遣で働いている方などは苦しい状況におかれているようです。また、自粛で日本語を話す環境や他の人との交流が極端に減ったことで、日本語を忘れてしまったというお話もありました。幸い、今回参加してくださった学習者の方やご家族は、収入減少などの影響は受けておらず現在も在宅勤務をされてるということでした。
また、公的支援にはどうしても隙間があり、そこを埋められるのは地域の活動ではないか、支援につながっていない人こそ本当は一番支援が必要な人ではないか、というお話もでて自分たちの活動や地域では何ができるのか、という点についてもみなさんで考えることができたのではないかと思います。
今回は、ホストとしてミーティングを開催する操作を練習してみたいという方に、かながわ県民センターに来ていただき、運営委員がサポートとするという試みも行いました。
ご自身のパソコンで操作をしてみることで、不安が解消でき、機会があればやってみたいとおっしゃっていました。また、初めて参加する方にスマホにアプリを入れるところからのサポートもしました。その後実際のカフェにも参加していただくことができました。
初めての参加だったけれど、zoomのよさを実感できた。という声も聞かれました。
もちろん、オンラインでのつながりが対面でのつながりの代わりになれるわけではありませんが、ツールの一つとしてはとても有効だと思います。今後も継続して開催していくことで、少しずつオンライン利用が広がっていくといいなと感じています。(水本みゆき)

 
inserted by FC2 system