2019年9月14日(土) 世界の家庭料理第7回 フィリピン共和国(あーすぷらざ ともしびカフェポエム'10)


 参加者:10名、食事のみの参加者6名、講師:2名

世界の家庭料理第7回は、フィリピン共和国です。
講師は、あーすぷらざ教育相談のタガログ語サポーターで、保土ヶ谷国際交流ラウンジのスタッフや、通訳としても活躍されている宮嶋ジャネットさんにお願いしました。
メニューは、「チキンカルデレータ ココナッツ煮」「シニガン(ジャネットさん風)」です。デザートの「レチェ・フラン」は前日にジャネットさんが準備しておいてくれました。
当日はジャネットさんがお友だちの藤井サリドさんをお連れ下さり、2グループにそれぞれついて料理のアドバイスをしてくださいました。
ココナッツミルクを使うのは、ジャネットさんの故郷ビコル地方の特徴だそうです。
今回のお料理はどれも特別な材料は必要なく、近くのスーパーで手に入るもので作ることができました。
フィリピンの伝統的なスープ「シニガン」は、酸味にタマリンドを使うのが一般的だそうですが、ジャネットさんは日本人のご主人のご両親が食べやすいようレモン果汁で作るそうです。日本での生活の中に上手にフィリピンの文化を取り入れているのだな、と感じるエピソードでした。
     

 
 

最初にジャネットさんにデモンストレーションをしてもらい、続いて各グループが作るという順番で進めました。
ほぼ時間どおりに2品が完成し、まとめて炊いておいたご飯と前日に作っておいてくれたデザートと一緒にテーブルに並びました。

食事の後は、ビコル地方のお話や、ジャネットさんの得意なお料理のお話、フィリピンの多様な言葉についてのお話などを聞きました。
参加者は10名でしたが、お仕事の合間に食事に来てくださった方が6名いて、後半のジャネットさんのお話の際には、一緒に聞くことができました。
日本に長く住んでいるというフィリピンの方も参加してくださり、久しぶりに故郷の話をして楽しかったとおっしゃってくださいました。
三連休にあーすぷらざに遊びに行こうとホームページを見ていて、偶然このイベントを見つけたという日本人のお母さんと小学校2年生のお嬢さんもご参加くださいました。
とても積極的に料理に参加し、後半のお話の時にはたくさん質問をしてくれました。学校で世界の国のあいさつを調べているということで、タガログ語やビコル語のあいさつを一生懸命メモしていました。

参加者が少なかったのは残念でしたが、その分アットホームでお互いの距離の近い交流活動ができたのではないかと思います。
講師のジャネットさんからは、「おしゃべりとお料理が大好きなので、ゆっくりと楽しい時間を過ごせた。」と感想を頂きました。
今後はもっと多くの方にご参加いただけるよう、広報について検討していきたいと思います。(水本みゆき)

 
 

<当日参加してくださった方の感想>

・身近な材料で作れたので、家でまた作ってみようと思った。
・宣伝が少なく、参加者が少なくて残念だったが、その分楽しくできた。
・カセットコンロを2台ずつ用意すればもっとすばやく調理できたのではないか。
・ココナッツミルクを使うのは東南アジア共通なのだと思った。
・久しぶりにイベントに参加して楽しかった。故郷のことを思い出したし、違う地方のことを知って勉強になった。

 
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