2018年12月15日(土) 世界の家庭料理 第5回 ペルー共和国(あーすぷらざ ともしびカフェポエム'10)


主催:ともしびカフェポエム’10、アゲリドス
協力:神奈川県立地球市民かながわプラザ(指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会)、ユッカの会
参加者:26名(食事のみ参加の4名を含む)

日系ペルー人のロサさん・イルザさん姉妹を講師として、ペルーの代表的な家庭料理を教えてもらいました。
食事の後はペルーのお話をしてもらい参加者との交流の時間をもちました。

今回作ったメニューは、セビーチェ(白身魚のマリネ)、パパラワンカイナ(ワンカイナ風じゃがいも)、アロスコンポジョ(チキン炊き込みご飯)。
参加者の方たちには、3グループに分かれてもらい、セビーチェとパパラワンカイナのソース作り、盛り付けをしました。
アロスコンポジョは、炊き上がるまでに時間がかかるため、厨房でまとめて調理し、参加者には炊き込む前のお鍋を見てもらいました。ほうれん草とコリアンダーに水を加えてミキサーにかけたもので炊くので、鮮やかな緑色の鍋に参加者は驚きの表情を浮かべていました。

調理は、まず講師が見本を見せて、その後各グル―プで実際の作業を行っってもらいました。
参加者は、パパラワンカイナのソースにクラッカーが入っていることを知って、思いがけない使い方にとても驚いていました。クラッカーが入ると、香ばしい味わいになります。

どのグループもほぼ予定通り12時には料理が出来上がり、アロスコンポジョも炊き上がりました。
テーブルごとに盛りつけしてもらい、おしゃべりをしながら楽しい食事タイムになりました。

 
 

食後は、コーヒーとイルザさんが作ってきてくれたペルーのクッキー「アルファフォーレス」を頂くことができました。
コンデンスミルクを缶のまま湯煎にかけて、2時間45分煮詰めるという「ドルセ・デ・レーチェ」の作り方を聞いて、参加者はまた驚いていました。

世界地図、ペルーの地図をみながら、まずはペルーの地理や気候についてのお話、その後何千種類もあるというジャガイモの話、ペルーの国旗の解説をしてもらいました。国旗は、3つの地方、英雄の血と平和の白、豊かな動物資源、植物資源、鉱物資源などさまざまな意味を持っていると言う事でした。

スペイン語の挨拶もいくつか教えてもらって、スペイン語のじゃんけんをしてお開きになりました。
ちなみに、スペイン語でも、じゃんけんのかけ声は「じゃんけんぽっ」というそうで、思わぬ共通点に、地球の裏側の国ですがペルーに対する親しみを感じました。

参加者からは、
おいしいお料理をありがとうございました。ペルーに遊びに行った気分になりました。
どれもおいしかったが準備が大変だったと思います。
イルダさんの明るさとロサさんのシャイなバランスが絶妙で家族だなと感じました。ペルーの暮らしが分かる楽しいお話しでした。家でも作ってみたいと思います。
南米料理はtoo Spicyだと思っていたが、今日は(美味しくて)びっくりしました。ジャガイモ料理のソースがおいしかった。明るい雰囲気で楽しかった。楽しい時間でした。ペルーを身近に感じました。などの感想が寄せられました。(水本みゆき)

 
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