2018年10月14日(日) 日本語学習者・支援者のための集い(あーすぷらざ)


「日本語学習者・支援者のための集い~外国につながる子供の学びと成長に寄り添い、共に支えあう~」が、あーすぷらざで開催され、午前中は早稲田大学大学院日本語教育研究科の川上郁雄氏による基調講演とパネルディスカッションがあり、午後はポスターセッションとワークショップが行われました。

ユッカの会は、午後のポスターセッション「支援団体の活動が分かる!」に参加し活動紹介を行いました。
活動に興味を持ってくださった方や、すでに関わりのある学校の先生、日本語支援者の方と直接お話することができ、この後、実際に活動に加わってくださった方も何名かいらっしゃいました。私たちの他にも、さかえ日本語の会(神奈川県)、上智大学短期大学部コミュニティフレンド・カレッジフレンド(秦野市)、多文化共生スポット ワールド・キッズ(磯子区)、地球市民文化交流会(栄区)、NPO法人留学生と語り合う会(神奈川県)の合計7団体が参加していて、他の団体の方とお話する機会を持つことも出来ました。

午前中の基調講演は「“移動するこども”ことばの学びをどう支え、どう共にいきるのか」というテーマでした。
講演の中で、「海外から来た人は日本にとどまるわけではない。私たちもこの先ずっと日本にいるとは限らない」。必要なのは、日本語というよりも相手との関係を築くための「ことばの力」というお話があり、私たち人間にとって「ことば」は「考えること」の基礎なのだということを改めて感じました。
パネルディスカッションのテーマは「“移動する子ども“たちの主体的な進路選択・社会参加を支えるために」。
支援の現場で活躍されている3人のパネリストがそれぞれの活動について発表がありました。
ワークショップは「教科につながるための日本語支援~算数・数学編」「ことばのテーブル教材集の目的と使い方」で、現場ですぐに使える教材や、支援の考え方、支援方法が紹介されました。(水本みゆき)

 
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