2017年8月26日(土)、27日(日) 夏の教室(県民センター)


(26日)学習者30名、立教大7名、ユッカの会ボランティア16名
(27日)学習者19名、立教大7名、ユッカの会ボランティア11名

学年  小1  小2  小3  小4   小5   小6   中1   中2   中3   中卒 高1   高2  
 26日  2名 1  4   3  3  5 4   2  1  1 1 
 27日  1名 4   1  3  4  2  1  1  1  0 0 

参加者の中には週末初期日本語グループ(2017年7月来日の学習者を含む)や小学生の参加が多かった。

 日本語・国語―小学生で平仮名、片仮名が読み書きできない子供はカルタを何人かで楽しみながら瞬発力と記憶力を養った。しかし騒がしくて、周囲で学習している人には迷惑だった。でも国語や算数をしていた子の中には答えが分からず涙ぐむ子もいて、その子がカルタグループに参加したら笑顔になって字が覚えられたのではないかとも思った。「ちびまるこちゃんのかるた」を小5のA君がB君に日本語を中国語で説明してあげたらB君が理解できるようになりなごやかな雰囲気になってきた。平仮名は読めるが順番を数えながらでないと、「ば」とか「げ」など書けない子もいた。小2の子が学校指定の原稿用紙に与えられたテーマの作文を高2の姉が書いてくれた原稿を模写しようとするが、その日本語も訂正する必要があり、時間内に紙面に収まらなかった。小2には難題だった。                                                  
 小6の生徒にも感想文の宿題が出され、中国語で原文を書いてきて、漢字の書き方、作文の書き方を教えてもらった。中1では①美術作品鑑賞レポートを書く手助け、中1②は人権について自分で書いてきて、訂正を依頼、中1③はアメリカに関する新聞記事を書く、本人の関心がある部分を大切にして記事を作成した。中2Aはひとつは青少年の主張、もうひとつは―夏のキャンプについて事実だけでなく経験をどう感じたかを書いた。(担当者の言葉―言葉の知識多く組み立て上手)
 英語―3人の中学生が夏休みの宿題をした。
 社会―小3―地図の記号  探検 小4-地図に県名を記入する(漢字は難しいので地図を見ながらひらがなで記入) 小6-47都道府県名を書く  歴史上の年代と出来事を記入する
中1-日本史の聖徳太子の時代から平城京遷都まで、教科書を読みながら問題集を解いた。読解力があり自力で解答できた。 
 算数・数学―四則計算を行うに当たって筆算を身につけ検算をすることをどの学年にも伝えた。
       算数すごろく 時計の使い方 速さの公式と単位 円の面積 図形の面積:体積
 数Ⅰ(高校生)-1次不等式  2次式最大値・最小値

 学習者の希望学習内容が事前に分からないので、その対応に毎回戸惑い、遠方からいらしてくださった立教大学の方々をはじめ、新ユッカのボランティアの方々にもご迷惑をおかけいたし申し訳ございませんでした。でも子どもたちは楽しげに学習でき、夏休みの宿題も出来上がりほっとしたことと思います。もう1点県民センターのトイレが改修され各階男性用か女性用かに分けられてしまい、迷った方もあり事前に皆様にお知らせいたさず申し訳ございませんでした。(岩松 文江)

 
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